アメリカ大学院の授業のクオリティ と アメリカにおける科学者の雇用形態

さむい!! 粉雪がちらつくレキシントンに凍えるにゃんたろうです。

 

今学期が終わりかけている今日この頃ですが、今回は日米の授業のクオリティを比較してみようと思います。

 

もちろん、わたしは日本で大学院に行っていないので正確な比較はできませんが、高校・大学の授業と比較してみます。

 

まず、日本

高校は大学受験を突破を目的とした効率的な授業でした。(つめこみともいう)

大学は、先生といっても教員免許を持っているわけではなく、日々の業務に疲れ切った医師が行うので、必ずしも面白くわかりやすいものばかりではありませんでした。(にゃんたろうが不真面目という説もあります)

 

そして、アメリ

いまのところハズレの先生はいません。

たまにロシア出身、ドイツ出身の外国人先生が英語で授業をすることで、その英語がききとれなくてパニックになることはありますが、それはにゃんたろうの能力の問題。どの先生も非常に丁寧に、時にジョークを交えながら生徒の集中をきらさないように授業をしています。

 

また、テストが近くなるとreview sessionといって1時間なり2時間なり先生が時間をとって質問受付コーナーを行います。それ以外の時間でも質問しても答えてくれるし、メールをすれば必ず返信がきます。

 

この違いは、アメリカは

・そもそもプレゼンがうまいから授業がうまい

・生徒からの逆評価があるため手を抜けない

・大学の雇用契約にしっかりと授業にさかなければいけない時間が定められている

 

が影響しているのではと考えています。

プレゼンがうまい下手はよくある話なので割愛します。

生徒からの逆評価は学期の終わりになるとアンケートがきます。これがその先生の評価につながるようです。

契約社会のアメリカは、どれくらいの時間を研究または教育にさくのかを雇用時の契約書できめるとききます。

その割合は人によりますが、一定の時間をさくことを条件としているのがほとんどらしいです。

それをすることで、大学に永続雇用される(tenure)というメリットが生じます。

 

テニア(tenure)か一匹狼か

一般的に大学でラボを運営するprinciple investigator(PI)2つの雇用形態があります。契約社員か、終生雇用。

契約社員は、自分で研究実績を作り出せて、かつ研究費を自分で取り続ける限り、大学側とラボの借り入れの契約を続けることができます(いわゆる所場代です)

でも一旦研究がどんづまったり、研究費がとれなくなると、容赦なく大学側はそのラボを駆逐してあらたなラボをいれようとします。

つまり、好きなことをしていられるけど不安定なポジションです。

 

一方で大学に永続雇用される(テニアになる)と、仮に研究成果がうまくいかなくても大学にい続けることができます。安定なポジションです。しかしながら、その恩恵をうけるなら大学側の要求もきかなければいけません。具体的には生徒への教育です。自分の専門分野が活かせる範囲で授業を行い、授業資料を準備し、テストを作成、丸つけ、時にはテスト監督もしなければいけません。そして、よく質問してくる学生の相手もしなければいけません。

そうすると必然的にいままで研究にさけていた時間を、授業にあてなければいけなくなります。

なので、契約時に30−50%は授業に費やすことといった文面が付け加えらるそうです。30%でいいのか45%でいいのかはその人と大学の交渉次第ですが、50%も費やしたら正直研究なんてできない!!なんて意見も聞いたことがあります。

つまり、安定だけど、義務が発生するポジションです。

 

卒業後の自分でラボを持ちたいと思うPhDは将来どういうポジションで大学にのこるかはひとそれぞれですが、テニアになるかならないかというのは大きな決断だそうです。

 

1日に与えられた時間は24時間。その時間をどう使うかが大きく変わってしまうのでよく考えなければいけません。

授業のクオリティから一般的な雇用形態の話でした!

入学様式の違い

 

お久しぶりです。

長らく更新が止まっていましたが、ようやく環境にもなれ、書きたいネタもたまってきたので更新を再開します!

書きかけのブログは今後また書くかもしれません。

 

今日は入学様式の違いについて。

 

日本は、入学式があって、えらいの長い話があって、オリエンテーションのお知らせ、入学の手引きなどがあり、とりあえず次に何をすればいいのか迷子になることは少ないと思います。

 

アメリカは日本のようなおもてなしは一切ありません!日本の教育方式は喧々諤々ですが、おもてなしという意味では非常に日本が優れていると思います。

まず、入学式はなく、オリエンテーションのお知らせももちろんありません。

正確にはホームページに載っているから自分で確認して、現地集合現地解散!というノリです。

なので、実際に聞いた話ですが、友達もいないし、お知らせも来ないからポケーをしていたら、実は授業がはじまっていたとか、授業登録に乗り遅れたなどの話も聞いたことがあります。

 

アメリカ人学生はこの様式が当たり前だからスイスイとこなしていきますが、今回がはじめてという留学生にとっては最初の試練だと思います。

これを乗り切るのはただ一つ

 

 

聞きまくるしかありません

 

 

 

英語が下手でもなんでもいいさ!だって日本人だもん!と謎にふんぞりかえり、とりあえずどうしたらいいんだ?何からすればいいのかすらわからないなど、質問しまくりました。

一番即効性があるのはフェイストゥフェイス。電話はハードル高いし、メールはハードル低いかもしれないけど返信が返ってこないこともあったので、勇気をだして、えくすきゅーずみー、ぷりーずへるぷみーと言いまくってました。(ドヤァ

 

 

振り返ってみて、ブログを読んでくださったみなさまが同様の壁にぶちあったった時用にまとめると、、、

 

まず、自分の学部のホームページをなめるようにみて、新入生に関する情報を探します。

または、「学部名、orientation」でMr. Googleにききます。

そこでヒットした情報から、だいたい責任者の連絡先が載っているので、それをもとにその責任者に質問をぶつける。そういう人たちは基本的には優しいのでご安心ください。仮に、邪険にされても へるぷみー と食い下がるとしょうがないわねといわれながらも助けてくれます。

 

ちなみに、オリエンテーションは2種類ありました。

1 学部のオリエンテーション

2 留学生対象のオリエンテーション

 

幸いにもにゃんたろうは2つとも出席することができました。

特に、2は出る価値がありました。

ケンタッキー大学(UK)は過去にも多くの留学生を受け入れており、その豊富な経験を系統的に分類(生活、安全、学業サポートなど)して、1日掛かりでその蓄積された経験をQ&A方式で留学生に提供しています。

インド、中東、中国系の留学生が圧倒的に多いですが、出身国が違っていてもみんな悩むことはすべて共通なんだとほっこりしました。なので、留学生対象のオリエンテーションは非常に助かりました。その後もこの留学生department主催のパーティなど季節の催し物が開催されたりとなんだかんだいって繋がりは続きます。

とくに、在学証明書などI-20のサインなどをもらうのは、留学生departmentの建物になるので、連絡先やdepartmentの建物の場所は大事です。

 

こうかくと1はあまり役に立たないように聞こえますが、そんなことはありません。

ここでの目的はもちろん友達をつくることも挙げられますが、とくにfacultyとお話しすることです。

facultyとは、先生ですね。先生かつ研究者です。facultyとは今後なにかと関わっていくことになるので、最初から良好な関係を築けるにこしたこはありません。

しゃべれないなら、前日に自己紹介PR文を考えて自分の売り込みポイントを考えておくと当日のテンパりが抑えられて吉です。実際に、にゃんたろうはカンペ文を作り、芸人のごとくアタックをかましまくりました。結果は2勝5敗くらい。5敗というのは、思った反応がなかったときとか、ようは滑った時ですね。卒業までには全勝できるように英語で笑わせられるようにがんばろうと誓ったにゃんたろうでした。

にゃんたろう、I-20忘れたってよ

こんにちわ!にゃんたろうです。

 

日本はまだまだ蒸し暑いでしょうか?

こちらは最高気温はせいぜい30度程度、夜になると20度まで下がり、日中もいい風が吹くので湿度は日本と同じくらいですが思ったよりすごしやすいです。

 

今日はにゃんたろうが入国審査でおきたことをお話しします。

 

入国審査ではパスポート、VISA、I-20が必要になります。

どれかひとつかけても入国できません。

 

パスポート忘れる方はそもそも出国できませんので、大丈夫だと思います。

VISAもパスポートに貼ってあるのでこれも大丈夫。

 

I-20は、VISA申請に必要な書類であり、大学側から発行してもらうものです。

VISA受領時にI-20も返してもらいますが、これで用済みだとおもったにゃんたろう。

日本の自宅のデスクにおいたまま、出国し入国審査まできちゃったにゃんたろう。

周りの留学生とおぼしき方々がI-20をてにしているのをみて、あわててバッグ内を探すもなし。他の書類はあるのに、、、

それでもにゃんたろうの脳裏は能天気でした。

大学の入学許可レターはあるからこれでいけるっしょ!!!

 

 

はい、いけませんでしたーーーー

 

 

入国審査官:I-20は?

にゃんたろう:忘れちった!

入国審査官:はぁ????(大きなため息)

にゃんたろう:入学許可レターあるけど代用できない?

入国審査官:それはできません。I-20でなければいけません。

にゃんたろう:え?入国できなかったらここでとんぼ返り?

入国審査官:(めちゃ深刻そうな顔で)ありえるね、、、

にゃんたろう:!!!

 

やべぇ。アメリカをなめていた!入国できなかったらとんぼ返り、つまりまた11時間のフライト、、、お尻が!!死んでまう!!!(結構重要です)

 

にゃんたろうが絶望しかけているそばで、入国審査官が他の方にこの事情をはなしどうしようかとはなしています。どうやらSEVIS番号で問い合わせてみたらという提案がなされました。

SEVIS自体がなんなのかはVISAを受領したくせに全く理解できていなかったにゃんたろでしたが、SEVIS料金を払ったので知っています。

SEVIS意外と金取るなとケチケチしていましたが、まさかこんなところで救ってくれるとは!ありがとう!SEVIS!!!

 

そして、しばし別室で待てをすること1時間ぐらい?

別室には他にも人がいて、それぞれいろんな事情でいるみたいです。

さて、にゃんたろうは乗り換え(トランジット)しなければいけないので気が気ではありません。でも、自分のミスなのでフライトあるから急いでともいえない。

ただ、自分でこの時間になったらお願いしてみようと思っていたら、ちょうどその時間に

「にゃんたろう」

とよばれ、ダッシュ

審査官:I-20はどこにあるの?

にゃん:日本のお家です。

審査官:しょうがないわね。様々な申請でつかうので次からは絶対に忘れちゃいけませんよ。送ってもらってきてくださいね。

にゃん:イエッサー!!!

 

審査官は強面が多いですが、最後にはGood luckと笑顔でおくりだしてくださいました。

ありがたやありがたや

最悪、お尻の終わりを覚悟して日本に強制送還かと思っていましたが、お尻もにゃんたろうも救われました。

 

こちらにきてさらにわかったことですが、こちらの銀行口座開設にも必要だし、州の運転免許をとるにも必要なのです。つまり、やっぱりめちゃ大事。

VISAとるだけのものではないんです!

勝手に思い込んだのはにゃんたろうなので、完全ににゃんたろうのミスですが、みなさま何卒同じ轍をふまないようにしてくださいね!!!

 

にゃんたろうでした!!

にゃんたろう、ついたってよ

こんにちわ!にゃんたろうです。

 

ついにつきました!

USA

 

 おおきいなぁ

 

旅行できたことはあるのですが住んだことはないのでとても楽しみです!

 

さて、、、

 

Lexingtonという街を紹介します。

 

Kentucky 州にある街でたくさんの大学があることから学園都市といわれています。

とくに、University of Kentucky という大学がボス的存在で、この大学を中心に街が広がっている感じになります。

 

Kentucky州は緑豊かな土地で、いい馬ができることから世界3大ダービーであるケンタッキーダービーが行われるそうです。

また、バーボンの生産地であり、ここで作られたウイスキーのみがバーボンといえるそうです。スコッチと同じノリです。

さらに、KFC!発祥の地でもあります。

これらの特産品を特集する機会も今後設けたいとと思います。

 

University of Kentuckyはケンタッキー州でいちばんの大学ですが、全米大学ランキングではそこそことランク付けされています。

ただ、日本の大学と違い学部も多く、規模が違うので、にゃんたろう的には総合ランクで大学レベルを図るのは難しいのではないかと思っています。

もちろん自分の専攻がどれくらいレベルなのかというランキングもありますが、ぶっちゃけ本人次第ではないかとのんびり構えています。

ここはチャンスの国なので、頑張ったやつにはそれなりにチャンスが来るシステムになっているそうです。日本で体験した口がうまいやつがのしあがるわけではないようです。完全な実力評価。それだけに厳しい競争がありますが、目的があり手段もはっきりしているこのレースの方がやりがいがあるというものです。

 

敷地はとっっっっっても広く、多分日本の東京ディズニーランドとシーを足してもまだまだ余裕で広い感じです。

まだ全部をみれていませんが、徐々に知っていけたらと思います。

大学の建物はツイートでつぶやこうと思いますので、ぜひツイートもみてくださいね!

 

にゃんたろうでした!

にゃんたろう、推薦状をたのむってよ!!

こんにちわ。にゃんたろうです。

世の中3連休ですね!うきうきのにゃんたろうです。

今日も引き続き出願書類の話です。

 

今日の内容は推薦状について

 

推薦状はとっても大事!!!!

 

たとえば、 AさんとBさんがいるとしましょう。

二人とも同じ大学の入学を希望しています。

お互いの実力は拮抗しています。

つまり、能力的にはほぼ差がつかない状態。

AさんはC国出身でTOEFLなど成績はすべて満点。論文も書いています。

推薦状はC国トップ大学のトップ教授ベスト3から最高の内容をもらっています。

 

Bさんは同じC国出身で、これまた成績満点王者、いい論文も書いています。

Bさんは学会発表などでアメリカの先生と面識があり、推薦状にはアメリカの科学者から2人、C国教授から1人推薦状をもらっています。

 

実力が拮抗している二人の入学の是非を決めるものはなんでしょうか?

 

そう、推薦状なのです!

 

入学を決定する人はアメリカの先生なので、たとえC国トップの推薦状だとしてもアメリカの大学からのほうが、「ああ、あの大学ね。有名だよね」といった土地勘も合わさり、審査しやすいのです。

 

なので、アメリカの大学勤務の先生からの推薦状ゲットが大学院合格率アップに欠かせないものとなります。

 

では、どうやってゲットするのか??

・所属ラボからの紹介

・過去の留学時にお世話になった先生

・学会などで新規に知り合いを作る

 

上記3つの方法が考えられます。

 

それぞれについてメリット、デメリットについて考えていきましょう。

・所属ラボからの紹介

自分が所属してるラボの先生が海外の先生をご存じである場合紹介してもらう方法です。

メリット:

ラボの先生が知っているから海外の先生の人柄や研究内容、ラボの雰囲気がわかる

ラボの先生から頼んでもらえると推薦状を書いてもらえる率高し

デメリット:

有名な大学の先生や、教授でない可能性もある

自分のことを知っていないので推薦状の内容が通りいっぺんになる可能性がある

 

・過去の留学時にお世話になった先生

メリット:

自分のことをよくしっているので、推薦状の内容が豊富になる

 

デメリット:

留学から時間が経っていると「だれ?」となっていたり、ラボが変わっている可能性がある。また、単純に連絡先をなくしている可能性もある。

(留学したら連絡を取り合っておくといいですよ!)

 

・学会などで新規に知り合いを作る

メリット:

いきたいラボや興味のある分野の先生に近づける

 

デメリット:

いかんせん知り合って日が浅いので、推薦状を書いてくれない率高し

(もし時間をかけられるなら、ラボに短期留学すると信頼度が高まりいい推薦状を書いてくれるかもしれません)

 

 

これ以外にも推薦状を書いてくれる方法があると思いますが、私が経験したのは上記の3つでした。

 

推薦状の提出の仕方

推薦状の提出の仕方は、オンラインです。

大学の出願サイトには推薦状のパートがあります。

そこに、推薦状を書いてくれる人の名前、所属、メアドを記入すると、そのメアド宛にサイトから依頼メールが行くようになっています。

 

受け取った先生は、推薦状を書き、返送するだけで完了となります。

依頼者は推薦状を見る権利を放棄することができます。放棄せずに推薦状をみることもできます。これは依頼メールを出す時に選択できます。

 

私は、全部放棄しました。

 

理由は、こそばゆいから。

自由に本当に思っていることを書いてもらうためには放棄した方がいいかなとも思いました。

放棄すべきかどうかは明確な正解はないと思いますが、大多数は放棄しているようです。

 

さあ、推薦状がこれで3通以上できればこのパートはこれで終了。

これに関しては早くから誰にかいてもらうかというのを戦略立てた方がいいかもしれませんね!

 

にゃんたろうの経験がみなさんの参考になれば幸いです!

それでは、にゃんたろうでした!

 

 

 

 

 

にゃんたろう、成績表を変えるってよ

こんにちわ、にゃんたろうです。


最近暑いですねーあつあつです。

暑さに負けず今日も留学の話をしましょう!


前回はオンラインで願書を提出できるところまででした。


今回からは各論として前回あげた書類について掘り下げます。


今日は成績表の話!


アメリカ、日本の成績表の違い

・日本の成績表の入手方法



アメリカ、日本の成績表の違い

日本の成績表は大体は優良可不可方式かA-D方式です。

履修した単元のそれぞれに4段階で評価がつき、それを一覧にしたものが成績表です。


一方アメリカでは、全国一律GPAという尺度で測ります。

GPAの概説はこちら。

GPA - ウィキペディアhttps://ja.m.wikipedia.org › wiki › GPA

GPA4点満点で、勿論4点満点なら最高です。いわゆるハーバードなど超超有名大学を狙うとしたら最低GPA3.53.75は欲しいなぁというところだそうです。


そもそもわたしたちのような外国人は成績評価方式も違うから無理やーんってなったあなた、ご安心ください。


World education service(WES)というところに頼んで換算にしてもらえますよ!


自分で換算するやタダのサイトを使って換算するなどありますが、それで相手側は納得するのだろうか?と当時のにゃんたろうは不安に思い、第三者機関からの換算を信用するかなぁとなりました。


その気になるWESの概説についてはこちら

メリット、デメリットもまとめています

代行もやっているようですね

http://www.global-study.jp/scholar/wes.html


WESのサイトはこちら

https://www.wes.org


わたしは自分でWESに申請して換算してもらいました。代行費をケチりました。

実際オンラインであげるときは元々の日本の成績表と換算してもらった成績表の2枚をあわせてあげました。

費用は、急いでいるかで、変わってきます。

急いでいればお急ぎ評価145ドル

そうでなければ100ドル

また郵送の方法も決められます。

普通郵送、速達など。勿論速達は高くなります。


費用のページはこちら

https://www.wes.org/evaluations-and-fees/immigration/


わたしは急いでいたので結局2万円ぐらい使ったと記憶しています。お急ぎ評価+速達代

でも、みなさんがにゃんたろうの教訓をいかせていただければ1万円ぐらいで済んだ可能性があるのです!!

是非にゃんたろうを踏み台にして1万円節約しましょう!


・日本の成績表の入手方法

各大学に必ずある教務課で申請するともらえます。

申請自体はインターネットと郵送でできる場合もあります。

ただ、日本語で書かれている成績表を英語に直してもらうのをお忘れなく!

わたしの大学では、英語アレルギーの方だったので、わたしが直しました。

ある程度大きな大学なら大体英文用の成績表はあるみたいですよ!


と本日は成績表についてまとめました。

にゃんたろうの経験が皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、また会いましょう!


にゃんたろうでした!


にゃんたろう、アメリカ大学院出願するってよ

こんにちわ!にゃんたろうです。

 

前回は「アメリカ」の「大学院」に留学する理由、メリットについて述べました。

 

 

americandreamnyantarou.hatenadiary.com

 

 

americandreamnyantarou.hatenadiary.com

 

 

さて、今日は、どのように出願するか!

 

ずばり一言でいいますよ。。。。

 

 

オンラインです!

 

 

そう、ネットさえあれば日本で全部できちゃうの。

アメリカに行く必要がないのです!

 

詳しくみていきましょう

 

 

まず、必要書類は

 

 

TOEFL

GRE

・自己推薦文(personal statement)

・推薦文(recommendation of letter) 3通

・大学の成績表(GPA換算必要)

・履歴書

・自分の写真など大学から指定される書類

奨学金(あれば、あったほうが有利)

 

TOEFL

TOEFLは聞いたことがあるかもしれませんが、海外ではTOEICより汎用されている英語能力測定試験です。

writing, reading, speaking, listeningからなる構成で、高校卒業されこれから大学にいくよという人をターゲットして作られた試験です。内容も大学の授業であるある的なシーンを取り出して問題にしています。たとえば、レポート作成について教授がいっていたことについての質問ですなど。

センター試験の英語よりかは難しいけど、大学試験の英語ほどマニアックではないかというのが私の印象です。

どのように勉強したかはまたこんどまとめて書きます。今回は紹介です。

GRE

Graduate Record Examinationの略です。

アメリカ人がアメリカの大学院に進む際にうける専用のテストです。

詳しくはこちら

GRE(R)TEST情報|アゴス・ジャパン

とにもかくにも意味不明というのがこのテストの印象でした。

英語、数学、エッセイという3つの構成ですが、数学以外は日本人にとっても鬼門です。

数学は高校数学まで、ⅡBまでじゃないかな。ⅢCは絶対ないと思う。なので、結構多くの日本人受験者は満点余裕と書いてたりします。ちなみに私は数学苦手なので、満点ではありません。でも苦手でもがんばれば結果が伴う科目でもあります。

問題は、英語、エッセイです。どんなにがんばってもよくなりませんでした。2回受けたのですがむしろ悪くなった。。。

結果的に大学院に合格したからいいものの2度と受けたくない試験です。

これも今後記事にしたいと思います。

 

・自己推薦文(personal statement)

これは自分の野心・野望をA4 1-2枚でまとめることです。

内容は、導入・本論・結論で大体作られています。

導入では、特定のエピソードを出しながら、自分と言う人間を紹介しながら、この道に興味をもったなれそめ的なことをかく。

本論では、具体的にこの大学のここと自分の興味がかさなるし、自分はこういう業績をもっていて、この大学で学べば、〇〇の解明につながると自負している的なモリ多めの内容をもってくる。

結論では、いままでの内容を簡潔にまとめ、自分が入学できた暁には大学にも大きな発展をもたらすだろう的な駄目押しの一撃を加えて終了。

謙虚を美徳とする日本人にとってはハードルが高い文を書き連ねることになる。

これも今後記事にします。。。

 

・推薦文(recommendation of letter) 3通

これがめちゃくちゃ重要!

誰から、どこから、どんな内容で!

大学院の採用担当者が困った時にはこの推薦文の内容で合否を決めているといっても過言ではないらしいです。

なので、

誰から、どこから、どんな内容で!

はとっても大事。

アメリカ人研究者から、アメリカの大学から、強く推薦みたいな内容がとても大事だそうです。

・大学の成績表(GPA換算必要)

GPAというのはアメリカの成績評価の方法で、4点満点が最高。

有名大学にいくには3.5以上は欲しいと言ったところ。

日本の大学では採用されているところもあるそうですが、私の大学では採用されていなかったので、GPA換算をうけおうところに依頼をしてGPA換算してもらいました。

自己換算は不可だそうなので、ここでまたお金を使うことになったのです。

成績表自体は大学の教務課に頼めばできますが、英文表記で出してもらう必要があるので余裕を持って、欲しい日時の1ヶ月前から申請するようにしましょう。

 

・履歴書

日本のものとは熱量がちがう印象でした。

日本では、2014年〇〇大学卒業、2015年⬛︎⬛︎会社入社など簡素なイメージが強いですが、自己主張の国アメリカではここでもアピールをしていきます。

たとえば、在学中にやったボランティアなどはくわしい注釈をつけるべきですし、アメリカのパンダエクスプレス(中国料理のファーストフード、日本でいうマクドナルド的な立ち位置のバイト)でのバイトの経験ですら、わたしの〇〇という活躍が功を奏し、店の売り上げアップに貢献したみたいなノリで書いていくのです。

そして、論文だけでなく、学会発表、もっている資格などアピールできるものはなんでもアピっていくのです。

これも、日頃わたしなんてたいしたことないですと刷り込まれ続けている日本人にとって障壁であります。だって、マックのバイト歴とか書けないって無意識に思っちゃうよね。

 

・自分の写真など大学から指定される書類

もし、自分の作品などがあれば提出を求められたりします。

あとは、写真ですね。背景カラーや大きさも決まっているので各大学要確認です。

 

奨学金(あれば、あったほうが有利)

あるとないとでは合格率もちがってきます。

前述したように、アメリカの大学院は採用されれば大学側が授業料や生活費を支援するのが一般的ですが、奨学金をもっている学生のほうが大学側にとって必要経費がさがるので、奨学金をもっている学生のほうがチャンスは多いです。

また、奨学金をもらえるということも優秀さを示していることにつながりますので、積極的に奨学金の申請をすることを強くお勧めします。

注意点は、奨学金の申請は6月−7月ぐらいと早い時期ですので、リサーチも早めにしてください。また、日本人は日本の奨学金の方が取りやすいのでそちらを攻めていくのが得策と聞きます。

奨学金申請はその年の6−7月ぐらいから始まり、奨学金選考結果は9月ぐらいに発表され、大学院の書類提出期限は12月〜1月ぐらいです。

私の場合は奨学金申請しましたが、働いていたこともあり、もっと必要とされる方に奨学金は分配されました。そもそも、奨学金がここまで大きな鍵をもっているなんて思いもよらなかったので、もっと早く知っておけばよかったと後悔したこともありました。

 

 

以上が必要な書類の簡単な紹介ですが、今後は各パートの攻略法について随時記事を書いていこうと思います。

 

それでは、にゃんたろうでした。