なぜ私が大学院を受験すると決めたか
こんにちわ。にゃんたろうです。
日本は先進国だし、ものづくり能力や教育システムも充実している誇りある国です。
じゃあなんでその国を飛び出して異国の地で学ぼうと思ったのか?
今日はそれについてまとめてみました。
本日のコンテンツ
なぜ大学院へ?
実はわたし、現役の医者なんです。
専攻は内科です。研究はずっと興味ありました。
今やだれもに認知された「動脈硬化」
それに医学生のときに魅せられて以降ずっと興味深々でした。
漠然とその神秘を解き明かすには「研究」が必要なんだと思っていましたが、正直あまりに漠然としておりました。
正直母校の医学教育もあまり真面目に取り組んでいなかったので、そもそも「研究」に関するカリキュラムにあったかどうかもあやふやです(多分なかったと思う。。。汗)
わたしにとって「研究」って、
どうやるの?
1からまったくわからない。
なんとなくマウスをつかって未知を調べる
この程度でした。
自学しようとおもって、書店の医学研究コーナーへ行っても
『基礎からわかる細胞培養!!』
『14日で完成!医学統計』
『この1冊であなたも臨床研究マスター』
的な本たちが(上記の本はにゃんたろうのイメージです。実在しているかはわかりません)山積みになっており、試しに数冊買ってみるものの、、、
読んだら秒で寝れるものでした(爆)
自学してもできないので、教えてくれる先生を探そうとにゃんとたろうは次に試みました。
研究を行っている先生の研究室のドアをたたき、弟子にしてくれと頼みます。
快諾してくれた先生はポスドクや大学院生に師事して学ぶようにいわれました。
毎日くっついてテクニックを学びます。マウスに麻酔をかけて採血もできるようになりました。説明通りに行えばELISAもPCRもできるようになりました。
でも、、、
これって研究の本質なのか???
と悩むようになりました。
つまり、なんでこの手法をえらんだのか?そもそも何を研究したいのか?などの論理的思考のトレーニングができていなかったのです。
治療に例えて言うと、、、、
採血も点滴もばっちしです!
でもなんでこの人に採血と点滴するのかわかりません!
これじゃあ困っちゃいますよね。
正しくは、、、
この人は〇〇と◆◆が疑われるから鑑別するために△を採血で調べよう。
また、▲▲が不足しているから点滴で補ってあげよう!
があるべき思考回路のはず。
研究だからって同じ思考をしなければ世を変える新発見はできないはず。
わたしのこの疑問を解決してくれるところはないものか、、、、!!!
そうだ!大学院に行こう!
となったわけです。
次はなぜアメリカの大学院に決めたかを話そうかと思います。